東洋医学高橋療院









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院長あいさつ



鍼 灸 小児針 中国針 整体 (古典中国医学に基づく最古の治療術)




二十数年前だったか生きた化石として生け捕られたシーラカン・・・・。この怪魚を前にして驚いてはいけない。シーラカンスのように我々が仙人になる方法が、中国古典医術の中に生きている。

この怪魚を生きたまま腑分けし、太古の謎、進化のからくり生命の神秘を解き、再び海に帰さなければなりません。古典鍼灸の発生起源は詳しくは分かっていませんが、紀元前後の中国で発祥したとされています。

西洋医学は“見えるもの”に対して特徴をまとめ、体系化した医療であり、「森全体を見る・・・というよりも、木の枝。葉。または葉脈。」というふうに、診て「病名」を付け重視し、基本的に同じ治療「同病同治」の治療方法です。すべての患者さんは病気になる過程(成り立ちかた)、体質が違います。だから、治療法は違う筈です。結果だけを 重視しても 根本からはよくなることは難しいはずです。


鍼灸医学(東洋医学)の身体観は、



“目に見えない”が存在している症状、未病を治す。不快な症状や機能的変化や(器質的変化の病気)に対して、「森全体から見た1本の木や葉・根のバランス、特に根」を観る事で、1本の木から森全体まで診てしまう、全体治療です」。「痛い所だけが悪い所とは限らない・・・」という概念です。細菌やウイルスなど、常在菌を抹殺するというより、身体のバランスを整え、そこに住み難くして、やがて出て行きます。

鍼灸医学は、見えないルート(経絡)を使い、潜在的なシステムが健全に働くよう 循環をあげますので、西洋医学的診断名では、治療方法があまり左右されません。西洋医学的に同じ病気の方に違うツボやルートを使い鍼灸治療をする「同病異治」。違う病気の方に同じ鍼灸治療をする「異病同治」が鍼灸医学の特徴とされます。

私たちは3000年の伝統と科学的に分析されたゆれあいの医療として皆様にお役に立ちたいといつも思っています。皆様が健康でありますように願っています。



東洋医学は地球外文明
(宇宙人・仙人思想中国医学素門経典の世界観 )

■ 「黄帝内経 素門・霊枢」の世界

現在、東洋医学と言われているものには鍼灸、気功、漢方、指圧などいろいろな治療法がありますが、そのルーツを探りますと、今から約3000年前頃に誕生したと言われている「黄帝内経 素問・霊枢」という書に辿り着きます。その書の書き出しは「昔の人は100歳をこえても尚、衰えることはないと聞いているが、なぜ今時の人は、50歳ぐらいで皆衰えてしまうのだろうか?」という問答形式で始まり、養生法や健康法に止まらず、その哲学は私達が心豊かな人生を送る上で有効な先導役を演じてくれています。近年は健康法が沢山ありますが現代人より遥かに精神性が高く、強靭な肉体を維持していたと思われる先人の知恵を見直してみるのも価値があるのではないかと思います。 

■東洋医学は地球外文明(宇宙人)
544966.jpg「黄帝内経素門・霊枢」を理解する上で大切なことは地球の現在の常識を当てはめていては理解が困難だという点です。特に「素問」の最初にあります「上古天真論篇第一」は宇宙の「優良星界人の暮らし」と比較してみると非常にわかり易くなります。そのような点から考えても、この書に述べられている内容は地球外の優良星界人との交信によってもたらされたのではないかと推察されます。そこで、ここでは柴崎保三著「鍼灸医学体系・黄帝内経素問」「優良星界人の暮らし」の両方を参照しながら紹介してみたいと思います。尚、双方に共通していることは、私たちが健康で天寿を全うするための根極は「宇宙法則・自然の法則」に従うか否かにかかっているということであります。古代人の肉体寿命は120歳で優良星界人の肉体寿命は千年だそうですが、何れも宇宙法則に忠実な生活法をしていたためだと、次のように述べれれています。古代人の肉体寿命について「上古天真論篇第一」では次のように述べられています。

(通解)
その非常に傑出しておられた黄帝が、天師に間うて申されるには、『余の聞いているところでは、上古の人は、年百歳をわたりても尚動作衰えず、矍鑠(カクシヤク)していたというのに、今時の人は、五十そこそこで、もはや動作が衰えてしまう。これは、いったいどういうわけなのあろうか。上古と現代と時世が異なるためであろうか、はたまた人の心のゆるみによる過失によるものであろうか』と。

<柴崎氏の解説>
『ところで当時の中国人の寿命についての考え方であるが〈尚書・洪範篇〉には「以百二十歳為寿。則越百歳突」とあるところから見ると、上古の中国人は百二十歳を以て人間の寿命と考えていたものらしい。してみれば百歳を越ゆることも又めずらしいことではあるまい。』と述べておられます。それでは優良星界人はどうかといいますと「優良星界人の暮らし」の中では次のように述べられています。『この暮らしの諸々の喜びは 恒に艶福の幸せと伴にあり、またその肉体寿命は地球の千年にも及びその悉く偕老同穴なり』と、地球の年月にして千年は生きているとのことです。それでは次に長命を保っていた古代人の暮らしはどうであったか、「上古天真論篇第一」では次のように述べられています。

(訓読)
『夫(そ)れ、上古聖人の教ゆるや、下皆之を爲(なろ)う。虚邪賊風(キヨジヤゾクフウ)これを避(さ)くるに時あれども恬淡(テソタン)、虚無(キヨム)なれば、眞氣之に従い、精神内に守る。病安(いづく)よりか来たらん。是を以て志閑(シカソ)にして欲少く、心安んじて催(おそ)れず、形勞して倦(う)まず、氣從って以て順(ジユソ)なり。各々その欲するに從って皆願う所を得。故に其の食を美(ビ)とし、其の服を任(ニン)じ、其の俗を樂しんで高下相慕(うら)やまず。其の民を故に朴(ボク)なりと日う。是を以て嗜欲(シイヨク)もその目を勢すること能わず。淫邪もその心を惑(まど)わすこと能わず。愚智賢不肖(グチケンフシヨウ)物に擢(おそ)れず。故に道に合す。能く年皆百歳を度(わた)りて動作衰えざる所以のものは、その徳全くして危(キ)ならざるを以てなり。』

66544.JPG(通解)次の訳文は『小曾戸丈夫+浜田善利共著「意釈黄帝内経素問」』によるものです。『そもそも大昔の聖人と呼ばれる方々が、下々の人民共をよくよく教育されたのは、すべて次の事柄でございます。人間の生命力を消失させ、体の円滑な動きをそこなういろいろな病の源となる邪気というものは、これを避けることができないわけではありません。波動の法則をちゃんと知り、自らのがれるようにすればよいのであります。おおよそ、心を静かにして、むやみやたらな欲望をおこさなければ、生の泉である真気はその人の体内を隈なく巡り、身体を正しく運営する事ができます。このようにして、五臓の精気であり、生命活動の根本である心の神気と腎の精気とが、充実してゆるぐことなく、体内をがっちりと防衛しておりますならば、病を起こさせる邪気など、どこから、どうして侵入することができましょうか?

(通解)
次の訳文は『小曾戸丈夫+浜田善利共著「意釈黄帝内経素問」』によるものです。『そもそも大昔の聖人と呼ばれる方々が、下々の人民共をよくよく教育されたのは、すべて次の事柄でございます。人間の生命力を消失させ、体の円滑な動きをそこなういろいろな病の源となる邪気というものは、これを避けることができないわけではありません。波動の法則をちゃんと知り、自らのがれるようにすればよいのであります。おおよそ、心を静かにして、むやみやたらな欲望をおこさなければ、生の泉である真気はその人の体内を隈なく巡り、身体を正しく運営する事ができます。このようにして、五臓の精気であり、生命活動の根本である心の神気と腎の精気とが、充実してゆるぐことなく、体内をがっちりと防衛しておりますならば、病を起こさせる邪気など、どこから、どうして侵入することができましょうか?

ですから、何がなんでもやらねばというような、度をこえた気持をおこさずのんびりととして、欲望は少なくし、心を安泰にして物事に動かされることなく、何物も怖れず、また、肉体労働をしてもくたくたに,疲れ果てるような無理をしないというようにすれば、営気、衛気ともに順調に体内を運行できるのであります。つまり欲望が少ない人は、心がいつも満足の状態であり得るわけでございます。そうなりますと、摂られた食物は、それでああ、おいしいなあと心に満ち足りますし、服装は得られただけの衣服で不足と思わず、それぞれの境遇に甘んじて楽しく暮し、身分の上下の者共が互いにその地位と生活をうらやむことがなければ、当然、上は下をいためることなく、下は上をないがしろにすることもなくて、その結果として、社会は円満に治まるものであります。そうであれば人民共の心根は真に素朴であることができます。

このような社会でありますと、人民共はどんな誘惑にも負けることなく、うらやましいようにみえ見かけ上のどんな楽しみも、その心をまどわすことはできません。愚かな奴も、智のある者も、賢い人も、つまらぬ連中も、皆、平等に何物もおそれることがございませんので、よく養生の道理にかなうのであります。ですから、大概の者が百歳をこえても老衰しなかったというのは、人間としてのあるべき心得を全うすることができましたので、肉体の方もそれに従って安泰であったというわけでございます。』

この一文を要約すると次のようになります。

①病気の原因は邪気であること。②邪気があっても波動の法則に従って対処すれば病気になることはない。③その方法として「無の心」を保つことが最上である。④そうすれば眞気充満して病気になることはない。⑤「無の心」を保った生活スタイルとは次のような生き方である。⑥それを一言で表すと「素朴」な生活スタイルということになる。⑦これが道(宇宙法則・自然の法則)に従った生活法である。⑧その結果百歳を超えても動作衰えず健康を保ったのである。

次に「優良星界人達」はどんな暮らしなのか「優良星界人の暮らし」から一部紹介してみたいと思います。 

『人々は無欲の心にて暮らすが故に 唯一人も奢侈に流れる者なく互いに相手を尊重するが故に 唯一人も驕傲の心を起こす者なく互いに相手に信愛を以て尽くすが故 唯一人も不信の心を起こす者なきなり人々は唯、相互信頼の基盤の上に暮らすが故通貨・貨幣の必要性なく盗難の起こる 心配もなく貴金属・宝石類偏重の気風なく金融機関等無論存在しなきなり人々は己れのみを利する事を思わざるが故に 一切の営利事業なく如何なる法人組織もなく如何なる労働組合も存在しなきなりらは一なる創造主に対し奉り 絶対の信を措くが故宗教等の必要性は何れにもなきなり常に感謝の心は暮らしと共に有るが故にまた宜しからぬ願望を懐かざるが故に神社・仏閣・礼拝堂等何処にも存在しなきなり彼らは利他愛を以て生くるが故に道徳・戒律など自他を束縛する何ものもなきなり』

6446.jpg※以上にみますように「黄帝内経素問」と「優良星界人の暮らし」は非常に酷似しています。優良星界人の暮らしの詳細はこちら次に素問・上古天真論篇第一では「真人・至人・聖人・賢人」といった、現在ではとても信じられないような超人について述べられています。が、これらの内容もやはり現在の地球の常識では到底理解できないのですが、優良星界人達の次のような特徴を考えれば理解できると思います。①肉体寿命が千年に及んでいること。②テレポテーション能力やテレパシー能力が誰でも備えていること。などから、荒唐無稽な話でも不思議なことでもないことは推察できます。※ここに言われている「真人」とか「至人」とかは「受信文」のサンプルの中にある「銀河系外からこられた方」のような意識に類する方々ではないかと推察されます。

(通解)
黄帝が申すには「余はこういうことを聞いている。上古に真人と呼ばれる者が居た。真人は天地の大道を把握して、陰陽の法則にのっとり、宇宙の精気を呼吸し、他の力にたよることなく、自分自身の修養によって変転きわまりなき大自然の働きにピッタリと順応し、惑うことがなかったので、その肌肉はなめらかで、つやつやとはりきって恰かも処女の如くわかわかしかった。それ故にその寿命は天地を覆う程広大無窮で何歳になったらそれが終りだというところがなかった。これというのも彼の平素の修養が完壁で、宇宙自然の法則が彼の体中に脈々として生きているからである。

(通解)
黄帝が申すには「余はこういうことを聞いている。上古に真人と呼ばれる者が居た。真人は天地の大道を把握して、陰陽の法則にのっとり、宇宙の精気を呼吸し、他の力にたよることなく、自分自身の修養によって変転きわまりなき大自然の働きにピッタリと順応し、惑うことがなかったので、その肌肉はなめらかで、つやつやとはりきって恰かも処女の如くわかわかしかった。それ故にその寿命は天地を覆う程広大無窮で何歳になったらそれが終りだというところがなかった。これというのも彼の平素の修養が完壁で、宇宙自然の法則が彼の体中に脈々として生きているからである。

(通解)
中古の時代には至人なる仙人がいた。至人は徳が厚く天地の大道にかない、陰陽の法則にのっとり、春夏秋冬の天の運行に調和していた。そして世俗を離れ去って、宇宙の精気を吸いたくわえ、生命力を完全に保有し、宇宙の間を思いのままに遊行して、この世のすみずみまで見聞することがてきる程であったという。思うに、彼等は修養によって天与の寿命を引き伸ばし、生命力を益したものであろう。この人達もまた、つまるところ真人の部類に属する。

(通解)
近世にほ聖人という人々がいた。聖人は春夏秋冬、昼夜の天地の運行に調和して、波動の正邪の理を弁え、邪風にあたることがなかった。欲望は世間並におさえ、心を静かにして怒りをおこさず、その行動も世を捨てることなく、凡人共ども付き合い、人並に衣服や冠をつけてもその行動は俗に流れることはない。肉体的には過労になることをつつしみ、精神的には喜怒哀楽に心を翻弄されることなく、アッサリとした楽しみに満足し、決して何事も無理をしない。このような生活態度であったから、肉体も精神も温存されて百歳以上の寿命を享受てきたのである。

(通解)
其の次に賢人と呼ばれる者があった。その人達は、天地陰陽の変化と調和して、いつも、その変化によりそって(変化に則応して)、日月の運行、盈虧の状態応じて自分自身の行動を律し、星辰を辨列して陰陽の変化を予知して積極的に之を迎えて、それに従い、春夏秋冬の季節の変化をよく心得て養生の道を誤ることなく、上古に於ける道を知る人々の養生法に従って天地自然の法則に調和すべく努力をし修養につとめた。其の結果、その人達も亦天与の寿命をゆたかに、いっぱいにして長命することができた。然しその寿命は無限ではなくて自ら一定の限度があった。

以上に見ましたように「黄帝内経 素門・霊枢」に述べられている内容は優良星界人によってもたらされたものではないかと推察出来るのであります。

「脳」は「奇恒の腑」と五臓六腑の関係精神機能は五臓六腑にあり
(東洋医学のおもしろ臓腑観ここに真あり)


東洋医学では「脳」は「奇恒の腑」に入っています。これは五臓・六腑と同様に「素問」に記載されています。まず「奇恒」の意味ですが、これは「普通ではない」ということです。機能は五臓とも六腑とも異なり、通常の臓と腑にみられる表裏の関係がありません。形態的には「奇恒の腑」の多くは中空で「六腑」に近いので、「腑」の名がついていますがその機能は飲食物の通路という意味合いのある「腑」とは異なり、栄養を消化吸収したり、残滓を大小便として排泄するはたらきはありません。また、「奇恒の腑」の生理機能は陰精を貯蔵・蓄積することで、機能的には「五臓」と似ていますが五臓のような複雑な生理機能を有しておらず、五臓とも異なっています。ですから臓に似て臓では無く、腑に似ていますが腑ではない特殊なものであるところから奇恒の腑と命名されています

東洋医学では先ほど述べたように「脳」をあまり重要視していません。「素門」脉要精微論篇「頭は精明の府」とあるので精神作用の一部は脳にもあるると見ていますが、やはりメインは五臓(肝、心、脾、肺、腎)と六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)でしょう。東洋医学でいう五臓六腑は内臓だけを指すものではありませんが、腹が減ればイライラするし、風呂に入って温まれば気持ちよくなります。これはすべて内臓の欲求を無視したり満足させたりすることからくるのでしょうから、やはり心は内臓と密接につながっているのではないでしょうか?

中国古典医学四大教典・経典(参考文献)


■ 黄帝内経
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黄帝は、生まれつき神のように霊妙を持ち、幼児からしゃべることができ、7歳頃には身体の発達もよく才智が敏速であったとされています。人の死生についての儀礼・存亡・安危の変化に従いました。春夏秋冬の時にしたがって、百穀草木を蒔き植えて植物を確保したとあります。皇帝が著した「黄帝内経」は仮託であり、著者成立時期不明です。「素門」と「霊枢」の2部からなり、「素門」はおもに、人間の生理、養生、衛生などを環境との関係で書かれており、現代医学的には、解剖・生理・病理・衛生の基礎医学と言えます。

「霊枢」は鍼灸について書かれています。「素門」の中にある医学の歴史が書かれています。「東方地区は、気候も温和であり、魚類食し塩を摂ることが多い。魚類を過食するために、内熱を産生することが多く、塩味のもの摂りすぎるので用意に血液を損傷する。顔色が黒く、皮膚が荒れており、できものができやすい。治療法はメスを用い膿んだ血を出すことである。これは、東方で発達して広まったのである。」

「北方は、乳製品の摂取が多く、腹部が張るなどの疾患が多い。ゆえに灸治療が発達し伝来した。」「南方は、湿熱が多い環境であるため、筋肉がつったり、肢体が麻痺したりすることが多く、鍼治療が発達し伝来した。」「中央部は、物産も豊富で、安逸な生活を営み、身体を動かすことが少ない。血行運行が滞り、四肢が動かなくなったり、冷えたり、ほてったりする病にかかりやすい。ゆえに呼吸を調整する気候や按摩が発達した。」とあります。それぞれの土地の気候風土にあった治療方法が生み出され、「黄帝内経」はそれらを集大成したものです。黄帝内経(素門・霊枢)は、鍼灸医学の基本概念である「陰陽・虚実・氣血・五行」などを体系化したものです。この基本概念をもとに進化発展しているのが鍼灸医学です。

■ 神農本草経

神農は、姿は人身牛首で、農耕と医薬の祖とされています。農具を作り人々に田畑を耕すことを教えたと言われています。百草(あらゆる草木)を食べて、その特性を判断分類し、初めて医薬を作りました。「神農本草経」によると薬物には、365種類あり、動物薬67種、鉱物薬46種、植物薬252種があります。また、その薬性によって、上薬・中薬・下薬と分けました。上薬は、多量長期に服しても無毒で不老延年を目指し、中薬は無毒と有毒があって、考慮して使用し、病をとどめ養生に効きます。そして、下薬は多毒で、治療に応用します。

■ 傷寒雑病論

漢方薬処方のバイブルとされます。「傷寒論」と「金匱要略」から成っています。「傷寒論」は急性熱性病に関しての病態と診断をまとめた書です。「金匱要略」は慢性病の治療法をまとめた書です。張仲景が著したと言われています。「素門」等々の古典鍼灸医学書を選用して「傷寒雑病論」16巻を作成しました。

「傷寒論」では傷寒は、太陽→少陽→陽明→太陰→小陰→厥陰と進み、その病期における病状とそれに応じた薬物療法が記され、診断は脈診が重視されています。

■ 難経

鍼灸医学の大きな影響を与えた書で、扁鵲が著したと言われています。年代は紀元前500年頃、春秋戦国時代です。扁鵲が若いときに、ある隠者(神人と称されている)、と出会い交際すること10余年。誰にも口外しないという条件で、禁方医薬についての秘密の方法)を伝授されたといわれます。

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○鍼や器具の消毒

使用する鍼や鍼管、鍼皿等の滅菌は、高圧蒸気滅菌器(オートクレープ)を使用しています。これは厚生労働省規定による121℃の飽和水蒸気で20分間保つことにより、ウイルス等の微生物を滅菌する方法です。他に、ディスポーザブル(使い捨て)の鍼も使用し、また、個々患者専用に鍼や器具等の保管もしています。

当院では施術に用いるすべての鍼を「個人専用鍼」として使用しており、より一層安心して治療受けていただけるよういたしております。


個人専用鍼として保管する方式 (キープ制を導入しております)

①高圧滅菌器(オートクレーヴ)で滅菌後試験管に6ヶ月~最長1年間保管いたします。


②滅菌バッグ内に封印し、高圧滅菌器(オートクレーヴ)で滅菌後、最長で1年間保管します。


○手指の消毒

手指の消毒は、石鹸による洗浄のあと、殺菌効果と洗浄力が高く刺激性の少ないエタノール、グルコン酸ウロルへキシジン、ポピドンヨード、塩化ベンザルコニウム等を用い、手指の消毒には万全を期しています。



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当院では新型インフルエンザ対策
(すべての菌・ウイルス・カビ菌)をとっています



高濃度プラズマクラスター 25000+7000 空中除菌(99.9%)


自然界にも存在するのと同じイオンで安全性も確認済みです


自然界にあるのと同じ+と-のイオンをプラズマ放電により
作り出し浮遊するウイルスやカビ菌を空気中で分解除去
する空中除菌システム高濃度プラズマクラスターにより除去します。

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